− 介護保険の現場A ヘルパーの仕事 −

在宅介護の最前線ではたらくホームヘルパー

 

ホームヘルパー(訪問介護員)は1日数軒、介護を受けるかたの白宅を訪問し、以下のようなサービスを捉供しています。

【身体介護】
排せつや食事の介助のほか、身体をふいたり、入浴や移動の介助、病院などへの通院介助も行っています。
【家事援助】
掃除、洗濯、調理、買い物など日常牛活を援助します。
※このほかに、身体介護や家事援助を組み合わせたr複合型」のサービスもあります。

ヘルパーの仕事は、プライバシーを守りながらも、利用者の牛活の場に直接人り込んで介護サービスを捉供する仕事ですから、介護を受けるかたにもっとも近く、状態の変化に直ちに対応できる立場にあるといえるでしょう。
「毎日多忙なスケジュールですが、ヘルパーが来るのを心待ちにしている利用者の姿を見ることが、私たちヘルパーの大きな支えになっています。利用するかたからの信用を高めるためにも、サービスの質の向上を目指して、利用者一人ひとりの身体状況や生活実態に合わせた介護を行えるよう努力していきたいと思います」。とあるヘルパーさんは話してくれました。

 

介護保険制度が始まって以来、へルパーの数は急増しました。多くは家庭を持つ女性ですが、男性ヘルパーも少なくありません。現在、日立市には約250人(平成13年2月末の事業者登録数)のヘルパーが、指定訪問介護事業所などに所属しています。ホームヘルパーになるには、県などが実施するホームヘルパー養成研修を受ける必要があります。

問い合わせ介護保険課内線214